2022年9月19日に、解散当時のメンバーであるギュリ(34)、スンヨン(34)、ヨンジ(28)に加え、14年に脱退していたニコル(31)、ジヨン(28)の5人体制での再結成が発表されました。
一度脱退したニコルとジヨンも共に活動できるとは驚きましたね!
しかし、ネット上では「期間限定なのではないか?」といった声や「あのメンバー誰?新メンバー?」といった声も聞かれています。
そこで所属事務所との不和から事実上、解散状態となっていたKARAが、どう再結成の道を辿ったのかや噂されている新メンバーについて探っていきたいと思います。
KARA再結成は期間限定?
結論から言うと期間限定との情報はありません!
今回の結成が15周年という記念年であることに加え、過去の解散の経緯から期間限定なのかな?と思われる方も多いようですが、調べたところそのような記載は公式HPや大手ニュースサイトにはありませんでした。
また、多くのK-POPグループが乱立していることもあり、再結成後の結果次第という見方もあるようですが、12/23のミュージックステーションに出演した際には、ツイッターのトレンド1位を獲得するなど注目度の高さが伺えます。
ジヨンなどソロ活動中も日本で活躍していたメンバーもおり、これから年末年始に向けて、テレビ出演も増えていく予定なので、さらに活躍の場を広げていくことも考えられます。
今後の活躍に期待大ですね!!
KARA再結成 新メンバーはいるの?
「新メンバー?」と噂されているヨンジ。
ネットでの反応を見ていると「知らない子がいるけど誰?」「新しいメンバーがいる!」「ハラの代わり」といった記載がみられます。
が、、、すべて違います!!!
新メンバーとされているヨンジは2014年にニコルとジヨンが事務所を退所した際に、オーディションで加入したメンバーです。
多くの人の印象に残っている全盛期のKARAのあとに加入したため、新メンバーではないかと言われてしまっているのかもしれませんが、ギュリとスンヨン、ハラが退所したあとも一人で事務所に残り、KARAの名前を守ってきたメンバーです。
KARAの日本公式ファンクラブのサイトでは7年間ヨンジの近況などが更新され続けていました。
KARAとして活動した期間が一番短いながらも、ヨンジが約7年も守っていてくれたからこそ、今回の再結成に至ったのではないかと思います。
KARAは解散していないので「再結成」ではなく…
— スンすけ (@fateflyss) September 20, 2022
私の中では、ヨンジが守ってくれていた『KARAという家』に、メンバー達が帰省してくるというイメージです。
そこには、もちろんハラもいます。#KARA #카라 #ヨンジ #ギュリ #スンヨン #ニコル #ハラ #ジヨン pic.twitter.com/0xNawkn7ef
再結成が決まり、韓国のラジオ番組『パク・ソヒョンのラブゲーム』に全員で出演した際には涙ながらに今の心境を話していました。
「私、今日はここに来るときからとても幸せで。とても些細なことなんですけど、実は他のアイドルグループがメンバー同士みんなで手をつないでスタジオに入ってきたり出ていったりするのを見るとき…(MCから『羨ましかったの?』と聞かれて頷く)」
---中略---
KARAの活動休止後、演技やバラエティ、ラジオなど幅広い分野で個人活動を行ってきた彼女ですが、他のアイドルがメンバー同士仲睦まじくしている姿を見ると羨ましかったと、率直な想いを告白しました。
スンヨンは、ヨンジの言葉を聞いて「私たち、今度空港に行くときは手をつないでいくことにしましょう」と宣言。そして実際、翌週23日に日本への出国のために訪れた仁川空港に5人で手をつないで現れ、有言実行ぶりが注目を集めました。
COSMOPOLITAN 2022/12/23投稿記事 より引用
再結成までの道のりを知ると、この手つなぎがとても尊く感じられます。
この笑顔がずっと続きますように。。。
KARA なぜ再結成できたの?
日本でのK-POPブームの火付け役となったKARAは、契約満了に伴い脱退するメンバーが相次ぎ、事実上の解散という状態になっていました。
解散から再結成に至った経緯をまとめていきます。
解散したのは事務所との不和が原因?
退所の理由としてメンバーはソロ活動や学業へ専念するためといったコメントを出していましたが、当時注目されていたのが、所属事務所「DPSメディア」との契約問題。
奴隷契約と呼ばれるほど当時の芸能事務所の環境が劣悪だったとされ、「事務所側のメンバーに対する人格の冒とくやメンバーが望まない芸能活動の強要」、「正当なギャラをもらっていない」などの不当な待遇を理由に契約解除を訴えていた経緯があります。
その後契約終了に伴い、2014年に1月にニコル、同年6月にジヨンが、2016年1月にはギュリ、スンヨン、ハラが退所し事実上の解散となっていました。
解散当時はメンバー同士のいじめや確執なども取沙汰されていましたが、解散後もメンバー同士で食事に行ったりお互いの舞台やステージを見に行った模様をインスタグラムに載せるなど仲睦まじい様子を見せていました。
そのため、事務所との不和が大きな要因のひとつだったのではないかと言われています。
再結成した理由2つ
それでは、今回再結成が実現した理由を2つあげていきます。
元所属事務所の買収
2022年1月26日、前述にある「DSPメディア」が近年勢力拡大中の芸能事務所「RBWエンターテインメント」に買収されました。
RBWは2010年設立の比較的新しい事務所とのことですが、MAMAMOOやONEUS、VROMANCEなどの実力派グループを抱える事務所になります。
「もともとは『DSPメディア』との契約を巡ってメンバーの脱退が起きたので、今回も『DSPメディア』に所属するという条件ならば、間違いなく再結成は実現されなかったでしょう。『RBW』に買収されて別会社となったことで、メンバーたちの不信感も和らいでいったのだと思います」(同・レコード会社関係者)
週刊女性PRIME 2022/10/11号より引用
メンバーとしては解散の一因となった元事務所が別会社となったことで、環境の改善も期待され、再結成への道が開けたのではないかと考えられます。
ク・ハラの活動再開に対する想い
メンバーとファンにとって忘れられないもう一人のメンバーがク・ハラです。
KARAの人気が絶頂だった時の中心メンバーで、KARAが解散した後も日本でソロ活動を行っていました。
ハラは事務所退所後もKARAの再結成を望み、自らメンバーに声をかけたりと意欲的だったようです。
しかし、2019年11月24日に自ら命を絶ち帰らぬ人に。
ハラの月命日には毎月5人で会っていたということで、そういった時間を共に過ごすうちにKARAの再結成へ前向きになっていったのではないかと思います。
元々、メンバーそれぞれが前事務所を退所した当時も「解散」とは断言しておらず、「解散はしていない」と話すメンバーもいたくらい。
そんなメンバーの想いと所属事務所との関係の変化、そして15周年というタイミングが重なって今回の再結成へと繋がったと思われます。
KARAの今後の活動は?
12/21にデビュー15周年を記念したアルバム『MOVE AGAIN – KARA 15TH ANNIVERSARY ALBUM [Japan Edition] 』がリリースされたのを皮切りに、年末の音楽特番などへの出演が控えています。
さらに来年、来日ファンミーティングを行うことが正式に決定しており、2月23日の大阪を皮切りに、26日福岡、3/3横浜と3都市での公演を予定しており、長年待ち続けてきたファンとの交流も増えそうです。
KARA 再結成後のファンの反応
K-POPの火付け役として一時代を築いたKARA。
最近はテレビへの出演も増えており、さらに活躍の場が増えていきそうですね!
ファンの一人として、今後の活躍を見守っていきたいと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。