2023年7月1日より突如Twitterに投稿可読数に上限が設けられ、Twitter民から批判の声が多く聞かれました。
結果的に投稿可読数の上限は一時的なものと報じられましたが、イーロン・マスク氏に社長が変わってからTwitterが使いづらくなったと言われています。
そんなTwitterの代わりとなる次世代SNSとして「Misskey」が話題となっています。
今回はMisskeyとTwitterの違いやMisskeyの登録方法などをまとめていきます。
MisskeyとTwitterの違いとは?
Twitterの代替SNSとしてMisskeyを考える人が増えているようですが、具体的にMisskeyとTwitterの違いとはどういったところなのか調査してみました!
misskeyとは?
Misskeyは分散型マイクロブログプラットフォームプロジェクトでオープンソースソフトウェアとなっています。
syuiloさんによって2014年より日本で開発が進められ、現在9年目となります。
大きな特徴はオープンソースであるため、利用者が開発者としてプログラムに参加できる点にあります。
公式の詳細ページ「Misskey Hub」によると機能の追加やバグの修正、ディスカッションへの参加などもできるそうです。
ユーザーの意見を開発にリアルに届けられ、難易度は高いですがプログラミングの知識があれば開発にも携われるというのは面白いですね!
MisskeyとTwitterの違い
MisskeyとTwitterの大きな違いとしては、分散型SNSであるか集権型であるかという点かと思います。
Twitterは集権型で大きくみて一つのタイムラインをみんなで共有しているのに対し、Misskeyは管理者がそれぞれ部屋を作って、自分の好きな話題の部屋に参加するといったイメージです。
Misskeyは厳密に言うとサービスではなく「仕組み」の名前であり、各管理者がMisskeyという仕組みを使ってサーバー(部屋)を運営しています。
そのため各管理者の趣味趣向がサーバー(部屋)に反映されており、最初に参加したいサーバーを選ぶ必要があります。
![](https://cirque-saloon.jp/wp-content/uploads/2023/07/61425BE8-4620-45D9-8F55-6BCB4A6E8613-1024x695.jpeg)
Twitterのように大きな会社が一元管理している訳ではないため、手厚いフォローがあった方がいいという方はTwitterの方が安心かもしれません。
Misskeyと Twitterの機能の差は?
MisskeyとTwitterで機能の違いはあるのか調査しました!
結論としては、投稿(ツイート)やフォロー、RTなどTwitterに備わっている機能についてはMisskeyでも利用可能であることがわかりました。
Misskey | ||
---|---|---|
投稿 | Tweet(ツイート) | Note(ノート) 最大3000文字 |
引用 | Retweet(リツイート) | Renate(リノート) |
引用投稿 | Quote Retweet(引用ツイート) | Quote(引用) |
いいね | Like(いいね) | Reaction(リアクション) |
ブックマーク | ブックマーク | お気に入り |
上記は一部ですが、基本的にはTwitterと同じような使用感でMisskeyも利用できるようです。
ちなみに、Twitterの「いいね」機能では「❤︎」で表すことが多いですが、Misskeyは好きな絵文字で表現することができます。
ラインのスタンプのように手軽に様々な反応が残せるのはいいですね!
Misskeyの登録方法について
これからMisskeyを登録したい!という方向けに登録方法についてまとめていきます。
- ① Misskey.ioへアクセス
上記ページで新規登録やログインを行うことができます。
- ② 「このサーバーに登録する」をクリック
招待コードを持っている人のみ新規アカウントの作成が行えるようですので、注意が必要です。
- ③利用規約と基本的な注意事項を確認し、チェックを入れて「続ける」をクリック
- ④必要事項を入力し一番下の「始める」をクリックし完了
ユーザー名入力後、「始める」をクリックする前に「利用できます」の表示があるか確認しましょう。
ユーザー名使用不可の状態で進めると、メール認証後エラーが起きることがあるようです。
登録自体は入力項目も少なく、比較的簡単にできそうですね!
Misskey新規アカウント登録の招待制について
前述の通り、2023年7月2日時点の登録では招待制となっており、招待コードが必要となっています。
Twitterの投稿可読数上限が設けられた騒動の際に、多くの人に注目されユーザーが急増したことにより制限がかかったようです。
登録画面に記載されている【重要なお知らせ】では以下のように記載がありました。
【重要なお知らせ】
現在、ユーザー急増によりメール送信事業者側で制限がかかっており、登録確認メールが届かない状態となっています。この件につきましてはすでに事業者側に制限の緩和を申請済みですので、大変ご迷惑をおかけしますが制限が緩和されるまで今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。
misskey登録画面より引用
制限の緩和に向けて動いているようですので、そのうち招待制の制限は無くなるかもしれません。
Misskeyをアプリのように使うには?
Misskey自体はサービスではないためTwitterのようにアプリが存在しているわけではありません。
その代わりPWA(Webアプリをネイティブアプリのように表示できる技術)に対応しているため、設定を行えばTwitterのようなアプリと同じ感覚で楽しむことができます。
- iOSの場合
①スマホのブラウザからMisskeyを開く
②右上の「
クリックし、「ホーム画面に追加」を選択する- Androidの場合
①スマホのブラウザからMisskeyを開く
②右上の「
」をクリックし、「ホーム画面に追加」を選択する
メインとなるMisskey Webにアプリはありませんが、非公式アプリが複数存在しており、TwitterやMastodonなど他のSNSにも対応しているものがあるようです。
Twitterに似たSNSということで紹介しましたが、Misskeyの使用感としては一昔前の掲示板のような感覚に近そうですね。
Misskeyはまだまだ開発途中ということもあり、多くのユーザーに触れられるようになったこの機会をプラスにより良いSNSとなるといいなと思います!
まずは招待制の制限が早く解除されることを祈ります!
最後までご覧いただきありがとうございました。